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著作権とファンアートについて

アイル初めまして、実演音声が大好きなゲイのアイルです♡
今回からこの公式サイトで“おちょめの作法”をお届けすることになったわ♪
アイムアイムです。案内役として、時々一緒にお話しします。
アイルとは対照的だと思いますが、よろしくお願いします。
アイル“おちょめの作法”っていうのは、難しいルールを押し付けるものじゃなくて、みんなが安心して推し活を楽しめるための、ちょっとした心得をシェアする場のこと。
アイムそして記念すべき初回のテーマは、著作権とファンアートについてです。
アイル実演作品は演者本人の声が届けられるから、応援の仕方や創作でちょっと戸惑うこともあると思うの。「これって大丈夫?」って思ったときに、ヒントになるような内容にするつもりよ。
アイム堅苦しく考えなくて大丈夫です。読んで、ちょっとだけ頭の片隅に置いてくれたら、それだけで十分です。
アイルでは、さっそく始めていくわよ〜♡
安心して推し活を楽しむために
皆さんが推し活をする中で、
「もっと推しを広めたい」
「絵にして表現したい」
「でも、これって迷惑にならないかな…?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
Vivi℃.の作品だけでなく、実演作品の多くは、演者さんがご本人役で出演しているため、
声や演技そのものが演者さんの人格と直結してしまうことがあります。
そのため、創作や応援の方法によっては、知らず知らずのうちに不安を与えてしまうこともありますよね。
だからこそ、演者さんが安心して活動を続けられる環境を作るためには、
どこまでが大丈夫で、どこからが注意すべきかという線引きの目安があると安心なのではないでしょうか。
このシリーズ “おちょめの作法” では、ルールを押し付けるのではなく、
ファンの皆さんが安心して推し活できるための考え方やヒント をお伝えしていきます。
- 「ファンアートはどこまで描いていいの?」
- 「AIで作ったイラストって大丈夫?」
- 「音声の切り抜きや引用は?」
こうした疑問に対して、サークルとしての考え方をまとめながら、
一緒に“安心して楽しむ方法”をお伝えしていければと思っています。
推したい気持ちを、演者さんを傷つけずに届けられるように。
そして、推し活を楽しむ皆さんが、迷いなく胸を張って応援できるように。
そのお手伝いができれば幸いです。
音声作品の著作権の基本
そもそも、著作権とは?
著作権とは、創作した人が、自分の作品をどう使うか決めるための権利 です。
著作物は、誰かの“創作の結果”であり、時間や技術や経験、そして感性が詰まったもの。
だからこそ法律は、以下を守る仕組みを作っています。
- 無断でコピーされない
- 無断で配布されない
- 無断で加工されない
- 作者の名前を正しく表記する
- 作者の名誉を傷つける使われ方をしない
著作権は、国に届け出る必要もなく、作品が“形になった瞬間”に、自動的に発生します。
イラストも、文章も、音声も、動画も、すべて「著作物」です。
実演音声作品の著作権の仕組み
実演作品は、一見すると「1つの音声データ」に見えますが、実際には、
複数のクリエイターの創作物と権利が重なり合ってできた 共同創作物 です。
ここでは、作品にどのような権利が関わっているのかを、分かりやすく整理していきましょう。
① 台本の著作権(シナリオライター)
作品の構成やセリフ、シチュエーションを考えた 台本(シナリオ) には、文章作品として著作権が発生します。
そのため、
- 台本の全文転載
- 一部を切り抜いてSNSに投稿
- セリフを「ほぼそのまま」引用
といった行為は、シナリオライターの著作権を侵害する可能性があります。
② 実演家の権利(著作隣接権:演者)
演者の演技には、法律で 「著作隣接権(実演家の権利)」 が認められています。
これにより、次のような行為は原則として禁止されています。
- 無断で録音(録音・録画)
- 無断転載
- 無断編集(切り抜き・ピッチ変更などの加工)
- 声をAI学習に使用すること
さらに実演では「声=演者の人格」に結びつきやすいため、意図しない編集・切り抜きが演者に精神的負担を与えるケースもあります。
③ 編集・音響に関わる権利(エンジニア)
作品としての音声を整える 編集作業(ミックス・マスタリング) にも創作性があります。
BGMの選定、効果音の配置、音量バランスなどは編集者の技術と表現が反映される部分です。
したがって、編集部分を無断で切り抜いたり、編集の意図を損なう形で再利用する行為は、編集者の権利を侵害する可能性があります。
④ 企画者としての権利(サークル)
同人サークルが作品としてまとめ、販売し、流通させる場合、作品全体の扱いを決める権利 が企画者(サークル)側にあります。
たとえば、
- どのサイトで販売するか
- 二次利用の許可・禁止
- 引用や改変に関するガイドライン
- キャンペーン・公開範囲の判断
などの最終決定権はサークルが持っています。
⑤ ジャケットイラスト(イラストレーターの著作権)
シチュボはジャケット絵(サムネイル)が作品の世界観を大きく作り上げるジャンルです。
このジャケットも 独立した著作物 であり、イラストレーターが著作権を持ちます。
そのため、
- ジャケット画像の無断転載
- トリミング・加工して再利用
- ファンアートと誤認される形での改変
といった行為は、イラストレーターの権利侵害になることがあります。
作品やクリエイターへの向き合い方
著作権の基本や、実演音声作品がどのように作られているかをお伝えしてきましたが、それを踏まえて Vivi℃. がいちばん大切にしているのは、次のことです。
「ファンの皆さんが楽しく応援できて、関わるクリエイターや演者も安心して活動できること」
推し活は本来、とても楽しいものですよね。
絵が描きたくなる、感想を広めたくなる、作品をきっかけに創作をしたくなる……。
その“好き”の気持ちは、私たちにとっても励みであり、作品づくりの原動力です。
ただ、実演音声作品というジャンルには、ほかの創作とは少し違う特徴があります。
- 声が“その人自身”と結びつきやすい
- キャラクターではなく、本人役で出演する作品が多い
- 台本・編集・実演・イラストなど、複数の創作物が重なる
- そのどれもが、異なるクリエイターの大切な著作物
この構造のために、「良かれと思った行動が、別の誰かの負担になる」というすれ違いが起こりやすい側面もあります。
だからこそ Vivi℃. は、特定の行為をただ禁止するのではなく、
“お互いが気持ちよくいられるための考え方” を大切にしたいと考えています。
大切にしている3つの考え方
① 創作への敬意を忘れないこと
実演音声作品は、ひとりの力では作れません。
台本を書く人、声を届ける人、音を整える人、絵で世界観を表現する人……
それぞれの創作が積み重なって初めて作品になります。
そのため、どんな応援であっても「これは誰かの創作の結晶なんだ」
という視点を持っていただけると嬉しいです。
この敬意があると、ファンアートも感想も、作品の世界を豊かに広げていきます。
② クリエイターの心に寄り添うこと
クリエイターや演者さんは、生身の人です。
声を無断で切り抜かれたり、意図しない文脈で使われたりすると、
「自分の声が、自分の知らない形で広がっていく」という不安を抱くことがあります。
演者さんが安心して活動できることは、
結果的に、ファンの皆さんの推し活が長く続くことにもつながるのではないでしょうか。
だから、大前提として“推しの気持ちを守る”という視点を持つことをどうか忘れないで欲しいです。
Vivi℃.では、演者様それぞれに「推し活」についてのそれぞれの捉え方について
プロフィール項目ともに、インタビューしていますので、
ご自身が応援されている演者様がおられましたら、ぜひ一度、ご覧になってみてください。
③ ファンが迷わず楽しめる「目安」をつくること
本来、推し活は自由なものです。
ルールで縛るべきものではありません。
けれど、何もないと不安で手が止まってしまう──そんなファンの声もたくさん届いています。
そこで Vivi℃. では、「これは安心して楽しめる」「ここは少し注意が必要」という“目安”を提示することにしています。
これは、ファンの創作を抑えたいからではなく、迷わず楽しんでほしいから なのです。
OK/NGなことの目安リスト
現在、執筆中です。

